茶髪に染める心理、髪を染めるのはなぜ?

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茶髪に染める心理は何でしょうか。

そもそも髪を染めるのはなぜなのか。

髪を染める心理

髪を染める心理はイメージを変えて生まれ変わりたい気持ちや、自信がないことや自信を持ちたい願望の可能性があります。
集団や社会の中で目立ちたいとか強くなりたいということも含まれます。

単純に気分を変えたいとか、ファッション目的もあるでしょうが、やはり心理的な要素があるからこその髪色の変化。

特に派手な金髪にするときは心理面が大きいのはほぼ間違いありません。

茶髪に染める心理

茶髪に染める心理は、ライトブラウンなどの明るい色ほど目立ちたい、個性を発揮したい気持ちの表れでしょう。

少しだけ茶髪のダークブラウンであれば、心理面よりは、ファッションで見たときに黒髪だと重たく見えるからという意識もあるはず。
それでも、若く見られたいとか、アクティブな人間に見られたいという心理はあるでしょう。

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茶髪にする女性の心理

日本人の男性は黒髪の方が多いですが、女性は茶髪に染める方の割合が男性より多い。
女性のほうがファッションや髪型にこだわりが大きいので、髪も染める方が多いと言えます。

実際のところは、髪を明るくすることで顔の表情も明るい印象になりやすいですし、服装と合わせてもおしゃれな女の子のイメージになりやすいでしょう。

黒髪のほうが似合う女性もたくさんいますが、垢ぬけた印象や、年齢が若く見えるという意味では茶髪にその効果があります。

茶髪にする女性の心理はファッションなど見た目からの印象を作る要素が大きい。

家にあるもので茶髪にする方法はある?

大学生が茶髪だとダサいと思われるかも

大学生になった途端に茶髪にした友人がいることに影響を受けて、茶髪にするのは安易な考え。

茶髪は髪型や普段の服装、性格の面で似合わない人がいるのも事実ですので、そういった方は、大学生になったことだけを理由に、突然、茶髪にすると周りにダサいと思われるかもしれません。

茶髪に染めると色落ちが心配になる

茶髪に染めている以上、色落ちは避けられません。

こまめに染めて色落ちからの影響を最小限にするようにします。
それでも頻度は月1回程度。

また、ダークブラウンなどの暗めの色で染めることで、地毛の黒髪や新しく生えてくる黒髪とのコントラストが抑えられ、色落ちが目立ちにくくなります。

茶髪に染めるなら美容院かセルフか

茶髪に染めるならセルフをおすすめします。

美容院ではきれいに染めてくれますが、予約をして、お店へ行く、染めてもらう時間待つ、その後に通う、ということが面倒。
しかもお金がかなりかかります。

セルフなら市販の白髪染めを使って自宅で自分で染めるので自由。
経済的にも安く済みます。

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カラーリングで茶髪にするメカニズム、白髪染めとの違い

ヘアカラーリングおしゃれ染めを使うと、なぜ黒髪が茶髪に染まるのでしょうか?
一緒に白髪も染まるのでしょうか?

おしゃれ染めで茶髪に染めることと、茶髪に仕上がる白髪染めとの違いはどこにあるのでしょうか。

化学薬品としての化学反応などの仕組みから解説いたします。

ユーメラニンとフェオメラニン

髪の内部にはメラニン色素があり、この色素が髪の毛の色として見えている。

このメラニン色素にはユーメラニンとフェオメラニンの2種類があり、ユーメラニンが多いほど黒や茶色に近づき、フェオメラニンが多いほど黄色に近くなっていく。
その中間が赤毛など、割合によって様々な髪色になりえます。

日本人の黒髪はほぼユーメラニンで構成されていてフェオメラニンは少ない。
フェオメラニンが多いと欧米人のような金髪になっていく。

白髪はメラニン色素の色が抜けた髪の毛であり、束で遠くから見ると銀色、
1本1本は白く見えるが、実際は無色透明に近い毛である。
色が薄い毛という言い方もできる。

二剤混合式オシャレ染め

市販のヘアカラーリング剤や美容院のカラーリング剤は、白髪染めに対して、おしゃれ染めあるいはファッションカラーなどと呼ばれたりもしますが、1剤と2剤という2つの薬剤が用意されており、これらを混ぜて化学反応させて使います。

【1剤】酸化染料、アルカリ剤(アンモニア)

【2剤】酸化剤(過酸化水素水)

この2つを混ぜるとどうなるのか?

  • 1剤アルカリ剤(主にアンモニア)
    →キューティクルを開く
    →2剤の過酸化水素水を分解 →酸素が発生
  • 発生した酸素が1剤の酸化染料を発色させる
    →色付く、カラーに見える

ヘアカラーリングのメカニズム

二剤を混ぜたヘアカラーリング剤の混合液を髪に塗ると、1剤のアルカリ剤が毛髪の表面にあるキューティクルを開き、混合液が髪の内部へ流れ込む。

混合の化学反応で発生した酸素が髪の黒の素を形成しているメラニン色素を脱色させるとともに、酸化染料を発色させ、髪の内部に定着。

染料は結合状態になり巨大化するので、キューティクルから出てこれない、さらにキューティクルが閉じますので完全に密閉される。
つまり色落ちしない。

これで髪の毛がカラーリング、髪に色がついているように見えるわけです。
いつもはメラニン色素ユーメラニンの黒が見えていたというわけ。
染めた後は、発色して髪内部に定着した酸化染料の色が見えている。

茶髪だけでなく金髪も赤髪も、染料の調合を変えるだけで、化学的な薬品の仕組みや反応は基本的に同じ。

実は、白髪染めも同じ化学薬品を使った化学反応によるメカニズム。

オシャレ染めと白髪染めの違い

オシャレ染めと白髪染めは、元々同じカラーリング剤でした。
含まれる薬品の配合や調合を変えることで特徴や特性を変えた。

オシャレ染めのヘアカラーリングは、元の髪色を抜くことが先決。日本人の黒髪はメラニン色素ユーメラニンの黒を抜かなければ、希望の色に染めていけませんので。
よってブリーチ力(脱色力)が強くなっている。

逆に白髪染めは、白髪を染めることが目的。
白髪は何らかの理由で色素が無い無色透明に近い髪の毛ですので、色を抜くことは、さほど必要ではありません。
残った色を取ればよいだけですから。
むしろ色が無い毛を強くしっかり濃く染める必要がある。
よって白髪染めは染毛力のほうが強くなっている。

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カラーリングで白髪は染まらない

おしゃれ染めヘアカラーリングで茶髪に染めるとき、数本の白髪が生えていたとします。

特に気にしないで白髪が生えたまま強引に染めてみると、黒髪が茶色に染まるのは当たり前のことですが、
生えていたわずかな白髪はどうなるのか?

白髪は金色に近い色に変色するか、そのまま白い毛で残るかどちらか。
茶色い毛に染まることはありません。
染毛力の弱いオシャレ染めだからです。

オシャレ染めヘアカラーリングの脱色力が強いのは前述の通りですが、白髪は既に色が抜けた髪ですので色を抜くブリーチをしてもあまり意味がありません。
そしてそれなりの弱めの染毛力では白髪に色が定着しない。

白髪を染めて茶髪にしたいのなら、白髪染めを使うこと。
オシャレ染めカラーリングで白髪は染まらないのですから。

白髪染めで真っ黒な髪の毛になるのが嫌だという人、茶色に明るいオシャレ染めをしている人などもご安心ください。
ブラウン系の仕上がり色の白髪染めもありますので、それらを選べば、白髪染めだけで茶髪にすることができます。

グレーカラー

髪の毛は色が薄いほど明るい色味、濃いほど暗い色味になる。
ブリーチは髪の毛のメラニン色素ユーメラニンを抜くことで黒髪を明るい髪色にしています。

白髪は色が抜けている状態ですので、どちらかと言えば明るい色の毛、あるいは薄い色の毛に属します。

白髪染めのことを美容室ではグレーカラーと呼んだりしますが、白髪を染めるためにプロの美容師は毛を暗く濃く染めます。
これが基本的な白髪の染め方。

よって「白髪染めを明るい髪色でしてほしい」などとリクエストすると、美容師は嫌な顔をするか、無理だと断ります。

明るい色を暗く染めようとしている、薄い色に濃い色をつけようとしている。
これに対して明るく薄くしてほしいというリクエストですから、断られても無理はありません。

ヘアマニキュア(半永久染毛剤)

白髪染めにはヘアマニキュアと呼ばれる部類のものがあり、上記でご説明してきました混ぜて使う二剤式が永久染毛剤と呼ばれるのに対して、ヘアマニキュアは半永久染毛剤となります。

白髪染めトリートメントや白髪染めシャンプーがヘアマニキュアにあたり、混ぜないでそのまま使いうタイプ。
髪の表面を染めるだけなので長持ちはしにくく色落ちも早いものの、植物染料を中心に優しい天然成分で構成されているため、髪や頭皮にダメージが少ない。
化学薬品を使っていないのでツンとした嫌なニオイもしません。
むしろ香料のようなよい香りの商品が多い。

1度では染まらず、数回でゆっくり染まっていき、色落ちも早いのですが、髪や頭皮に負担がほとんどないことで毎日使えるという利点があります。

酸化染料ジアミンにアレルギーがある方はもちろん、健康体の人であっても白髪隠しは継続するものですから体への有害性は無いほうがよい。
頭皮を傷めることは健康被害でもあり、髪が縮れてしまったり、抜け毛が増えるなど将来的な薄毛リスクまで考えれば、とてもよい白髪染めであると人気になっています。

白髪染めトリートメント

白髪染めトリートメントはヘアマニキュア。
天然成分で作られているので、髪や頭皮にダメージがほぼ無く、安心して毎日使えます。

二剤式と違って、一度の使い切りではありませんので、何回でも分けて使えるのもうれしい。

クリーム状ですので、狙ったところをピンポイントに染めることができ、部分染めに最適。
染めてもすぐに生えてきてしまう、根本・生え際・分け目のキラキラ白い部分もこまめに、的確に染めていける。

トリートメントとしてヘアケア効果が見込める美容成分が入っている製品も多く、二剤式のように髪や頭皮が傷む心配どころか、髪を染めて使うほど髪が艶やかで指通りよくなっていく。

使ったことが無い方も、まずは毎月の美容室や、二剤式を使ったセルフ白髪染めの、つなぎとして部分染めにお使いになるとよいでしょう。
もちろん慣れれば、白髪染めトリートメントだけで完全な白髪ケアができますので、ぜひお試しください。

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