白髪染めすると頭皮が茶色くなる?

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白髪染めすると頭皮が茶色くなるでしょうか。

白髪染めすると頭皮が茶色くなる?

白髪染めすると頭皮が茶色くなることはあります。
特に、頻度として頻繁に染めると。

体質や肌のコンディションにもよりますが、誤って顔に白髪染めが付着してしまって、そこだけ茶色くなった方は、頭皮も茶色くなるとお考えください。

わからないけれど、確認したいのであれば、腕の見えないなど所に、お使いの白髪染めを塗ってみましょう。
塗った部分だけ茶色くなったら、頭皮も茶色くなるとお考えください。

既に染めた後ということであれば、合わせ鏡などを使ってご自身で頭皮を見てみましょう。

ご家族やご友人にお願いできるなら、頭皮を見てもらう。
あるいは美容室へ行った際に、美容師に頭皮が茶色いか聞いてみるなどの方法が考えられます。

白髪染めで茶髪にするダメージは?髪や頭皮にダメージ少ない低刺激の市販品を


白髪染めで茶髪にするとダメージはあるのでしょうか。
一般的な黒色に染める場合と茶色で違うのか。

また、オシャレ染めと白髪染めとでダメージの違いはある?

髪を染める仕組み

セルフで髪を染めた経験がある方ならご存知でしょうが、一般的なオシャレ染めのヘアカラー剤や、白髪染めは、二剤一式になっている、通称で2剤式二剤混合式とも呼ばれる。

1剤酸化染料アルカリ剤2剤が酸化剤となる過酸化水素水

1剤と2剤の混合剤を髪に塗布しますと、1剤のアルカリ剤が髪の表面キューティクルを開き、混合剤が髪の内部にあるコルテックス、メデュラの領域へと染みこんでいく。
黒い髪の中心部位、メラニン色素の部分へ。

このように髪の内部メラニン色素に色付けすることで、しっかり色が定着する。

これらは永久染毛剤と呼ばれる。
あるいは薬剤の混合における化学反応で酸化が起こることから酸化染料という名称も。

美容院で美容師が髪を染める前に薬剤を混ぜあわせているのを見たことあるかもしれませんが、同様に1剤、2剤、染料を混合させているのです。

白髪染めから受けるダメージ

白髪染めを使うと髪の毛や頭皮にダメージがあります。

1剤と2剤の薬品を混ぜる二剤式の化学反応では酸化が起き、これがダメージになる。

髪の表面キューティクルを開いて混合剤が入っていきますが、これは髪を傷つける髪組織の破壊とも言えます。

薬品ですから皮膚からの体内への吸収、経皮毒の心配。
とにかく多少なりとも付着する髪や頭皮には負担がある。

この染める薬剤の仕組みはオシャレ染めヘアカラーリング剤も白髪染めも同じであり、同様にダメージがあります。
ダメージの度合いやレベルに大きな相違はなく、ほぼ同じとお考えください。

一般的な白髪染めは白髪を黒髪に染めることが目的であり、茶髪に仕上がる白髪染めは白髪、黒髪の両方とも全てを茶色に染める。

この仕上がり色の違いも化学反応の調整で作り上げており、髪や頭皮に負担を強いることに変わりはありません。
白髪染めで茶髪にするダメージはあるのです。

黒はダメージなし?

白髪染めで黒髪にするのはダメージないのか?というとそのようなことはございません。

先にご説明しました通り、仕上がりの髪色の問題ではありません、薬品の化学反応なのですから、同じこと。ブラックでもキューティクルを開いて剥がし内部へ侵入するために破壊している。

髪の仕上がり色が黒だから茶色だから、という問題や違いではないので誤解なきように。

なんとなく茶髪にするほうが髪が傷んでいるように見えてしまうことは否定しませんが、黒に染めるのだから普通でダメージない、なんていうのは完全な間違いです。

パラフェニレンジアミンからのアレルギー

白髪染め、オシャレ染めなどヘアカラー剤には、パラフェニレンジアミンという成分が含まれていることが多い。

一般的に略してジアミンと言われますが、白髪染めにおいても、このジアミンアレルギーが発生することがあります。

このアレルギー体質にある人は、白髪染めを購入する際の成分表示を必ず確認し、ジアミンが入っていないことを確認しましょう。
ノンジアミンとされていれば間違いありません。

髪の毛を染めた後、湿疹、かぶれ、かゆみ、皮膚の赤みなどが起こった経験が有る方は要注意。

なお、白髪染めなどヘアカラー剤を使う48時間前にはパッチテストといって、頭皮以外の腕などの皮膚において使用予定のヘアカラー剤を少量つけて体の反応を確かめることを必ず行うようにしましょう。

アナフィラキシー反応がでますと、ショック症状にもなりかねず危険です。
皮膚異常、呼吸器系の異常、血圧変化、失禁など重症化しかねません。

ヘナの染料

ヘナという植物が染料として古くから使われています。
自然のものですから天然染料と言え、化学的な薬品反応を避けることが可能。

しかし、このヘナは粉状で販売されていることが多く、まずは水で捏ねてから髪に塗っていく。
これがまた手間であり、さらに塗心地や髪色の仕上がり具合も、市販されているメーカー品のようにはいきません。

安全性は間違いありませんが、実際のところトータルで時間や手間を考えますとあまりおすすめはできません。

市販品の中から髪や頭皮にダメージ少ない低刺激のものを選びたいのであれば白髪染めトリートメント白髪染めシャンプーで充分。
これらは天然成分を中心に作られているし、染めるのも、そのまま髪に塗るだけと手軽で、素人でも白髪を含めた髪全体がきちんと染まりきれいな髪色に仕上がります。

白髪染めの上からヘナすると白髪どうなる?

低刺激の白髪染め

白髪染めトリートメント白髪染めシャンプー白髪染めリンス、これらは二剤式に比べて、新しく開発された白髪染め。

黒色に染めるのも茶髪にするのもダメージは少ない
仕上がり色が何色という問題ではなく原材料からして違う。

化学反応をほとんど用いないので混ぜないですぐ使えます。
素手に取って髪に塗って使える、それほど安全で低刺激。

低刺激だから使用頻度としても、週に何度も毎日のように使える

見分け方としては、1剤と2剤が用意されていて混ぜてから髪を染めるかどうかがポイント。混ぜるタイプの白髪染めやオシャレ染めは、連続して使う場合でも最低1~2週間以上間隔を空けて使うように注意書きが記載されているはず。
普通は1〜2か月1回程度の頻度に抑えますね。
薬品の刺激性から髪や頭皮へのダメージを考慮しているからです。
次回に染めるまでの期間を空けなければならない。

白髪染めで茶髪にするダメージ

白髪を染めるのは仕上がりの髪色が何色であれ、それなりにダメージがあります。
二剤混合式の白髪染めでは特に強い薬剤の刺激を避けることはできません。
このダメージを避けるには白髪染めトリートメント白髪染めシャンプー白髪染めリンスなどを使うことで回避できます。

茶色にするのは特に髪が傷んで酷くダメージになると考えがちですが、それは黒色に染めるとしても同じ。問題なのは仕上がり色の違いではありませんので、白髪染めで茶髪にするダメージは、白髪染めで黒髪にするダメージと変わらない、同じなのだという事実を知っておきましょう。

安心して積極的に白髪染めで茶髪に染めていただいて大丈夫です。

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