白髪染めが原因の皮膚炎に注意。ジアミンアレルギーで白髪どうする?

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白髪染めが原因の皮膚炎に注意しましょう。

ジアミンアレルギーの人は白髪をどうするべきか。

湿疹は白髪染めが原因?

頭皮に湿疹ができていたら、白髪染めが原因の可能性があります。

一時的な皮膚炎であれば、まだよいほうで、ジアミンアレルギーだった場合は、次回から白髪染めを使うのを止めるべき。

そして、頭皮ではないところに湿疹があったり、炎症反応や肌荒れになっていても、白髪染めによるアレルギー反応だと判断すべき。

ジアミンアレルギーの初期症状

ジアミンアレルギーの初期症状は、皮膚の痛み、赤く腫れる炎症、ブツブツなどの肌荒れはもちろんですが、かゆみ、軽い刺激もアレルギー反応をとして疑うべきでしょう。

そのためにも、白髪染めヘアカラー剤を使う前に、頭皮の状態をよく確認しておくことが重要です。
もちろんパッチテスト(皮膚アレルギー試験)もしましょう。

そして髪を染めてる最中はもちろんのこと、染めた後、染めてから数時間後も異変が続くようであれば、白髪染めヘアカラー剤が原因だと断定できます。

ましてや翌日も続くようならほぼ確定的。

染毛の48時間が最も症状が酷く、3~10日続くこともありますので注意が必要です。

ジアミンアレルギーの人は白髪どうする?

ジアミンアレルギーの人は白髪染めやヘアカラー剤を使ってはいけません。

そういった場合、白髪ケアはどうするのかということになりますが、使っていけないのは二剤一式のカラー剤。

ヘアマニキュアであれば、主に天然染料で作られていますので、アレルギー体質や敏感肌の方でも安全に使えます。

白髪隠しに、ヘナという植物の染料を使う方もいらっしゃいますが、市販のヘアマニキュアである白髪染めトリートメントや白髪染めシャンプーなどが便利ですのでおすすめです。

危険、白髪染めやヘアカラーが原因の接触皮膚炎に注意。リスク避けるならヘアマニキュアを

髪をセルフで染めている方も、美容院でカラーリングしている方も、染める際中や染めた後にピリピリ、あるいはヒリヒリとした感覚があったかもしれません。

白髪染めの場合もそうですが、ヘアーカラーリング剤を原因とした接触皮膚炎の可能性について考えてみましょう。

接触皮膚炎とは?原因や症状

接触皮膚炎とはどのような病気、症状なのでしょうか。

日本皮膚科学会接触皮膚炎診療ガイドライン委員会によると、刺激物やアレルギー性物質が皮膚に接触することによって発症する湿疹性の炎症反応と定義しています。
身の回りにある、あらゆる物質が原因になりうる。
外部刺激がその要因ですから先天的病気というよりも、誰でもかかる可能性のある皮膚炎と言えます。

指輪やネックレスといった金属や、花粉、植物、おむつによるかぶれ、家庭用の洗剤や化学薬品、また衣類、化粧品、など、原因の一例を上げるだけでも多岐にわたり、生活する上での必需品が原因になっているケースでは、その原因に気づきにくいかもしれません。

症状としては、ヒリヒリ感を伴うかゆみ痛み炎症
悪化すると皮膚が紅くなる紅斑や、皮膚が盛り上がる丘疹ぶつぶつ、水疱みずぶくれ、といった症状が現れます。
簡単に言いますと、皮膚のかぶれ赤み、膨らみの類。

最悪の場合は皮膚の異常だけではなく、アレルギー性の呼吸困難や血圧の低下に繋がることもある。
いわゆるアナフィラキシーショック
皮膚が痒いだけと軽く考えるのは非常に危険です。

白髪染めが原因の接触皮膚炎


白髪染めやカラーリングは髪の毛を染めるものですが、この染料に触れることで毛髪や頭皮にも大きな刺激、ダメージが生じています。

二剤混合式における酸化染毛剤の使用からあまり時間がたたずに、ヒリヒリ、ピリピリとした痛み、違和感、かゆみが生じたのであれば、一時刺激性接触皮膚炎を起こしている状態と言えなくもありません。

もちろん髪を染めている際中に感じる違和感や刺激もこれに該当します。

やや気になる程度で一時的に治まればまだ問題ありませんが、できることなら、かゆみ、違和感を感じた時点で白髪染めの使用を中止し、その日は中止。
後日、違う白髪染めに変えることが望ましい。

接触皮膚炎の治し方・治療法

接触皮膚炎を発症してしまった場合は、主に湿疹、かぶれとなり患部が痒くなります。

治し方と治療法ですが、自然治癒も可能。
その場合は時間経過を待って様子を見てください。

日常生活ではかゆみを抑えるためにも患部の皮膚を清潔に保つ。
あとは掻きむしらないように。

しばらくの間は皮膚に刺激を与えることは厳禁ですので、白髪染めやヘアカラーリングオシャレ染めを止めるのは言うまでもありません。
パーマも無理。

シャンプー、リンス、整髪料や外での雨、紫外線にも注意。

しかし長い期間、痒みの症状が治まらなかったり、赤み、腫れ等の外傷が明らかに酷いとか、痛み伴う場合は重症化している可能性もあります。

軽い痒みであっても、患部の症状が悪化すると後遺症が残ったり、治療期間が長引くこともありえますので、気になるときは 躊躇することなく早い段階で皮膚科を受診しましょう。

病院の治療では、薬物治療でかゆみ止めの軟膏、ステロイドの湿布などを外用。
抗アレルギー薬、抗ヒスタミン内服薬の処方、などの対処法が行われます。

市販薬を探すのもよいですが、お薬が必要な段階であれば、まず先に病院へ行くのが確実です。

パッチテストで予防する


セルフで髪を染める方にとって、接触皮膚炎の予防をするには、事前の皮膚アレルギー試験(パッチテスト)が大事。

ヘアカラーリングの2日前(48時間前)に染毛剤を腕などの 皮膚へ塗布してテストするのです。
体質、現在の体調で問題が起きないか事前に察知、発見できる。

体、健康面の変化もそうですが、特に皮膚に対する反応や変化が明らかになります。

初めて使う白髪染めやカラーリング剤はもちろんのこと、いつも使っている製品であっても何度も使っているからと安心せず、毎回必ずパッチテストを行うようにしてください。

ヘアマニキュアを使えば安全・安心

白髪染めやヘアカラーが原因の接触皮膚炎。
その危険性は染毛剤に危険な成分が含まれていることにある。

これらは1剤と2剤を混ぜる二剤混合式がそれにあたる。
薬品で化学反応を起こし、髪の表面キューティクルを破壊、開いて髪の内部のメラニン色素を脱色させ酸化染料が着色するから。

それに比較して、ヘアマニキュアと呼ばれる、 髪の表面を着色してそのまま染めるタイプは化学反応もなく 組織破壊もしませんので極めて安全だと言えます。

白髪染めでのヘアマニキュアタイプとは白髪染めトリートメント白髪染めシャンプー泡のタイプにもあります。

リスク避けるなら安全性を求めてヘアマニキュアで白髪を染めることをご提案します。
これは二剤混合式を使ってセルフで染めている方、美容院に月1回程度通って白髪染めしている方のどちらにも言えること。

ヘアマニキュアは二剤式に比べてゆっくり染まり、色落ちもあります。
長持ちもしにくいので不便で嫌だと思う方もいらっしゃるかもしれません。

そうであれば、いつもの白髪染めのつなぎとして根本や分け目、生え際など部分染めに活用するだけでもよいでしょう。
その結果、危険な成分が含まれている二剤式カラー剤を使う間隔が2か月に1回、3か月に1回と減らしていけるのです。

このように期間や時間を意識するだけでも、頭皮や毛髪のダメージを少なくできる。
もちろん接触皮膚炎に罹る可能性も低下していきます。

白髪染めトリートメントや白髪染めシャンプーなどのヘアマニキュアは、 植物エキスを中心とした天然成分など安全な構成成分で作られておりますので、 接触皮膚炎を起こす可能性は極めて低い。
ましてや美容成分も含まれていて、髪は傷むどころかむしろヘアケアされて艶やコシが出て美髪になっていくくらいよい。

いつの日か、白髪染めトリートメントや白髪染めシャンプーだけを使うようになれば、二剤式は使わなくなり、美容院でもカットだけのオーダーにできる。
そうなれば髪と地肌である皮膚の頭皮はとても安全。
美容院の料金もお安くなりますよね、経済的でもある。
接触皮膚炎のリスクを下げるため、そして体の健康のため、美しい髪を将来も維持していくためにも、ヘアマニキュアである白髪染めトリートメントや白髪染めシャンプーの積極的な活用をおすすめします。

ルプルプ使うとヒリヒリする?

ルプルプを使ってヒリヒリすることはありません。

ヘアマニキュアの白髪染めトリートメントですので、刺激性も無く安全でアレルギー反応もありえません。

但し、使う方の頭皮が元から荒れていたり、他のカラー剤やブリーチ、パーマなどで頭皮にダメージが蓄積していますと、ヒリヒリする可能性はあります。
しかしそれはルプルプが原因ではないのです。

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