白髪染めで色が抜けるのはなぜ?色落ちを防ぐ方法で茶髪を維持しよう

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白髪染めで色が抜けるのはなぜなのでしょうか。

色落ちを防ぐ方法で白髪が生えていても茶髪を維持しましょう。

白髪染めで色が抜ける

白髪染めで色が抜けるということはあります。

ヘアカラーのオシャレ染めと比べて、白髪染めの染毛力は強く、
しっかり染色されていますが、やはり永久に色落ちしないことはなく、
時間の経過とともに色は抜けます。

白髪自体が色が抜けた薄い色の毛ですから、そこに発色剤が定着して
退色する状況は、ある日突然に白い毛に戻るというよりも、
茶髪の茶色から焼けたような金色っぽい毛色や擦れたようになっていく。
この変色した様子は髪が傷んでいる不潔っぽい汚い印象にも見られます。

ヘアカラーおしゃれ染めでもリタッチしてケアしますが、それと同じ。

色が抜けるのは早いと1週間くらい、標準でおよそ3週間程度。
長持ちする人で2~3か月くらい。

色落ちには個人差がありますし、根元より毛先のほうが早い、
毛先より根元のほうが早いなどヘアースタイルや毛質によっても異なる。
根本については色が抜けているのではなく、新しく生えてきた白い部分と
見間違えている可能性もあります。

白髪染めで染めるとやがて茶色くなるのはなぜか

色落ちの原因


白髪染めで染めた後に色落ちしてしまう原因は何でしょうか。

まずは時間経過からの色落ち、これはある程度避けられません。
一度染めたからと言って1か月間、染毛の色が染まったまま
というのも考えにくい。
ましてや2か月、3か月と経てば無理もありません。

そもそも染め方が悪く、あまり染まっていなかった場合も早めに
色落ちします。
特にセルフで染めたときの根本については、髪をかき分けて液剤が
きれいに行き渡っておらず、うまく塗布できていないこともある。

髪質によって色落ちしやすい方もいらっしゃいますし、
染め方が浅いと色がしっかりついていない可能性もあります。

具体的な要因はシャンプー、空気、温度、湿気、紫外線、日光、
物理的な擦れ、薬品などが付着、髪のダメージ、髪質など。

最も影響を受けるのはシャンプー洗髪やリンスです。
特に髪を染めてから数日間は髪自体もダメージを受けておりますし、
キューティクルが完全に閉じ切っておらずに外的要因を受けてしまう可能性がある。
いつも色落ちが激しいという方は、髪を染めてからの数日間について、
シャンプー洗髪を控えめにしてみるとよいかもしれません。

そもそも色落ちの原因で言えばカラートリートメントで染めた場合は、
色持ちの悪さが著しいのは言うまでもありません。
二剤混合式の白髪染めと違って、白髪染めトリートメントは
髪の表面に色をのせるだけのヘアマニキュアの部類ですから、
シャンプーや擦れで短期間に色落ちしてしまう。
元から色落ちしやすい、そういう仕様になりますので仕方ないのです。

美容院とセルフの違い

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美容院でプロの美容師に染めてもらうのと、自宅でセルフ染めするのと、
色落ちに違いはあるか。

確かに美容師に染めてもらえば、きれいにムラなく染めてはもらえますが、
だからと言って色落ちしないことはありません。

注意すべきは長年通った店でヘアカラーおしゃれ染めから白髪染めに変える時期。
これまでと同じイメージで明るい髪色に染めてもらおうとすると、
白髪がしっかり染まらず、最初から色落ちしたような仕上がりになることも。

最近では市販のセルフ用白髪染めもきれいに染まるように作られています。
色落ちを気にして頻繁に美容院へ通うのも経済的負担が大きく費用もかかりますから、
白髪についてはセルフで染めるのがよいかもしれません。

色落ちを防ぐ方法


白髪染めでの色落ちを防ぐ方法として、まずは二剤混合式の白髪染めを使うこと。
1剤と2剤が一式に揃っていて、混ぜて化学反応させて使う白髪染め。
髪の表面キューティクルを開いて混合液が髪の内部に入って髪色をつけますから、
染め終わった後はキューティクルも閉じて、外部からの影響をほとんど受けません。

白髪染めトリートメント、白髪用ヘアカラーですと髪の表面に
色をつけているだけですので、洗ったり擦れたりという外的な影響によって、
色が取れてきてしまう。

白髪染めトリートメントで染めるというなら、色落ちしてしまうこと前提で
毎日のように染めることをご提案します。
薬品の化学反応ではない低刺激だからこそできる染め方であり、
実質的に色落ちしていないのと同じ状況を作りだせます。

茶髪を維持する方法


茶髪を維持する方法、どうしたら色落ちしないで色が長持ちするか。

まず日本人が明るい髪色にしようとするならブラウン系で茶髪に染める。
ハイトーンにしようとすればするほどオレンジの色味を増やしていくわけですが、
白髪とは相性が悪い。

白髪というのは何らかの理由で毛の色素が抜けてしまった薄い色をしているわけですから、
色濃く、しっかりと染めなくてはならない。
それには黒色、焦げ茶色が最適。

黒髪を避けてブラック以外で、あるいはなるべく明るい髪色にしたいというのであれば、
ダークブラウンで染めるのが一番ということになります。

長い期間で茶髪を維持し、白髪の色落ちを避けたいという目的なら、
二剤混合式のダークブラウンの白髪染めで染めましょう。

化学薬品からのダメージを考慮しますと、高い頻度では使えませんから、
つなぎとして白髪染めトリートメントや白髪染めシャンプーで部分染めすれば、
するに生えてくる分け目や根元のキラキラも常に隠せる。

白髪があってもほぼ完璧なまでに茶髪に維持する方法となります。

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