白髪染めで茶髪にする頻度はどのくらいが適切で正しいのか解説いたします。
ヘアカラーの適切な間隔や、連続で染めてもよい最短期間を知っておきましょう。
目次
白髪染めで染める正しい頻度
白髪を染めるのに、どのくらいの頻度が適切なのでしょうか?
通常、白髪染めやカラーリングを使ったら次回まで1週間は使わない。
そのようにセルフ用ヘアカラー剤の取扱説明書に注意が書いてあるはず。
もちろん個人差もあります、1週間はあくまで目安なので、できれば
2週間以上は空けたいところですね。
正直なところ、2週間に1回でも多いくらいの高頻度です。
最低でも1週間は空けてというのは、体に問題が起きる可能性や、
健康被害、副作用、アレルギー、などのリスクを軽減させるため、
あくまでも無茶をしないようにと目安として、メーカーからの
警告と注意なのであって、本当はもっと間隔を空けるのが正しい。
今週も来週もと毎週髪を染める人は少数派。
一般的に髪を染める正しい頻度は1か月から2か月に1回程度だと言われています。
美容室で白髪染めする頻度
ここまでは市販の白髪染めで茶髪にするお話でしたが、 美容室で染める場合も同じ。
ある程度の間隔が必要。
およそ美容院は1か月~2か月に1回程度で通っていらっしゃるはずで、
このときに同時に髪も染めると思います。これは理想の頻度。
カラーリングで染めた後に髪色のイメージが違ったり、
白髪染めで根元や分け目の白が目立ってきたりすると、
追加で髪を染めたくなるもの。
美容師さんに追加で染めたいと相談してみてもわかると思うのですが、
「髪を連続で染めるのは最低でも1か月は空けたほうがよいよ」、
とアドバイスされるでしょう。
それは第一に薬剤から受ける髪や頭皮へのダメージの問題がある。
あなたの髪や頭皮がボロボロになっては大変。
そういったダメージから守ろうとしている。
最悪、健康被害さえも心配になります。
しかし結局のところ、一度、髪を染めますと、そこから色合いを変えて
髪色を後から調整するというのはプロの美容師でも無理ですので、
髪を染めた後の髪色が気に入らなくても、新しく髪が生え変わるまで、
次の髪が生えてくるのを待つしかないのです。
白髪に関しても、根元に0.1mmでも白が見えたからといって染めていったら、
頻度が数日に一回、毎週と、キリがないはずです。
美容師さんは仕事でヘアカットしたりカラーをしているわけですが、
高頻度に染めることをお断りするのは、お金の問題ではないことを知っておきましょう。
追加の料金を支払うからとお願いしても無理なものは無理なのです。
頻繁に染めても白髪は生える
しかし、髪の根本からキラキラと白髪が見え隠れする悩みから、 月に1度以上の頻度で
白髪染めを使いたいと言うのであれば、 最短でも3週間程度は我慢したい。
仮に1週間ごと、毎週のペースで頻繁に染めていても、すぐに白髪は生えてきますし、
それと同時にダメージも確実にあります。
髪自体を傷めて髪が細く弱っていったら、頭皮や毛根が悪くなって髪が抜けやすくなり、
最悪の状況として生えてこなくなったら髪色へのこだわりや茶髪どころではありませんよね。
きれいな髪であってこそのブラウンなのです。
白髪染めで茶髪にする頻度
結論としては、月1回、市販の白髪染めか美容院で茶髪に染めて、その間は、
たとえ白髪が混じってきても、じっと我慢する。
目立つ白髪があるのなら見える分だけはハサミで切ってしまえばよいでしょう。
または次回まで、もたせる手段として、比較的低刺激な成分で構成されている
白髪染めトリートメントや白髪染めシャンプーといったもので染めることで
色味のつなぎとする。低刺激なので毎日のようにも使えますし有効な手段です。
そして二剤混合式の白髪染めの使用は、これまで説明しました通り、
頭皮や毛髪に強い薬品の刺激がありますので、1か月に1回程度の頻度に抑えるようにするのが理想。
市販のセルフ用でも取扱説明書通りに染めれば、1か月程度は色落ちしないもの。
毛先が退色してきたあたりで無理に色持ちさせようとせず染めるのがよいくらい。
遅め、遅めが一番の安全策。
白髪染めをもっと使いたい
すぐにキラキラと白髪が目立ってきて困るので、 しょっちゅう高頻度で染めたい、
根元や数本の白髪が常に周囲の人に気づかれないような完全な白髪隠ししたい
というご希望はあるかもしれません。
髪を染める回数を増やす、つまりは頻度を高めたい、と。
白髪染めが化学薬品で刺激性があり、頭皮や毛髪に負担がある、
ダメージを受けているという点を把握し承知の上で染める回数を増やすならよいですが。
周囲からの目に対しての羞恥心が先行すれば、こういった注意点も忘れてしまいがち。
白髪染めから受けるダメージ
白髪染め液剤は、髪を黒くする一般的タイプも、茶髪にするカラーリングタイプも、
どちらも1剤と2剤を混ぜて使う化学反応の仕組みは同じで、
毛髪の表面キューティクルを剥がして髪内部の中心メラニン色素を染めます。
端的に言いますと毛髪にダメージを与えている、構成要素を破壊しているのです。
同時に薬剤は頭皮にも何らかの影響を及ぼしていることも否定できません。
特に皮膚炎などお肌のトラブルを起こしやすい体質や薬品アレルギーの方は要注意。
体に有害とまでは言いませんが、白髪染めが刺激物であることは間違いありません。
使用上の注意事項に記載されていると思いますが、 白髪染め使用前に
手の甲などに液剤を塗布してパッチテストをすること。
自分の皮膚が異常を起こさないかどうかの確認。
こういった副作用的なことに心配ない人、皮膚トラブルに関係ない人でも油断はできません。
そもそも液剤にアレルギー反応を起こす人や、一度でもヘアカラー剤などの
オシャレ染め等でも異常が起きた人は、パッチテストすら実施しないほうがよく、
白髪染めを使ってはいけないのです。
過去に皮膚炎を経験していない、オシャレ染め使用後に、かぶれ、
アレルギー反応などが無く、事前のパッチテストでも問題が出なかった人だけが
白髪染めを使えます。
ヘアカラーの適切な間隔
ヘアカラーで髪を染める適切な頻度も月1回が目安。
ヘアカラーリングおしゃれ染め、白髪染め、どちらも同じ化学薬品であり、
薬剤としては同じ。混合させる種類や配合を変えているだけ。
ヘアカラーも白髪染めもほぼ同義で考えましょう。
ヘアカラーで髪が伸びてきたときの、プリン頭については我慢できても、
根本に白髪が見える逆プリン頭は恥ずかしくて我慢できないかもしれません。
それでも無理な短期間での連続染毛は諦めるように考え方を変えましょう。
それよりも少しの白髪をうまくケアする白髪隠しの方法を身につけて、
ダメージを最小限にしたほうが得策と言えましょう。
部分染めやリタッチをしたり、ハサミで切るカットなどで誤魔化す。
そして新しく髪が生えて伸びてくるのを待ったほうが、次回のヘアカラーで
イメージする髪色に染めやすいというさらなるメリットもあります。
ヘアカラーの最短期間
ヘアカラーで染める最短期間については1週間が限度であり限界。
しかもそれは染めた髪の色が変でおかしいので修正したい、
イメージを変えなければならないという緊急事態のときだけ。
明るさが足りないから連続で染めたいという考えもあるでしょうが、
ダメージを考えますと、避けたほうが無難。
しかも1週間の間隔で染めるのは1度としてください。
毎週、毎週といった頻度で髪を染めるのは絶対によくない。
髪や頭皮のダメージは後から出てきます。
やってみて大丈夫そうだといって高を括っていると、後で皮膚に湿疹が出たり、
髪がどんどん抜けてきて後悔することになるでしょう。
そもそも絵具の色を混ぜるように、一度目のヘアカラー、二度目のヘアカラー
で色が混ざるわけではないことを知っておきましょう。
残念ながら大抵はより変な髪色になって失敗に終わる。
色によるダメージの違い、茶髪?
ヘアカラー、白髪染め、どちらの場合もブラック系よりも明るい髪色に
するほうが髪や頭皮への負担が大きい印象を持っているかもしれません。
しかし実際はダメージの程度は同じ。
茶髪だからと言って無理に回数を減らして頻度を落とす必要もなければ、
逆にブラックだから毎週染めても大丈夫ということもない。
白髪染めトリートメント
ヘアカラーや白髪染めの頻度に注意すべき点についてご紹介しましたが、
それは美容院で染めるときや、セルフで二剤混合式を使う場合の話でした。
白髪染めにはトリートメントタイプのものが市販されており、
白髪用ヘアカラートリートメント、白髪染めトリートメントという
名称になっています。
髪の表面に色をつけるヘアマニキュアの部類であり、その点、
色持ちはやや悪く、長期間での色落ちは避けられませんが、
髪や頭皮へのダメージが少ないという利点があります。
天然成分を中心に作られており、薬剤の化学反応を用いないのです。
アレルギー体質の人にもよい。
しかも美容成分が入っているものもあり、白髪を染めた後で
髪が艶やか、サラサラ、手触りもなめらかに仕上がる。
クリーム状で部分染めに向いており、使いきりでもないので、
思いついたときに素手ですぐに白髪を染めることが可能。
低刺激で手軽、毎日のように染めることもできますので、
美容院やセルフ二剤混合式の1か月間隔における、つなぎとして、
白髪染めトリートメントを活用することをおすすめします。
もちろん白髪染めの刺激やダメージを完全に遠ざけたい回避したいのであれば、
今後は白髪染めトリートメントだけで白髪を染めていくようにすればよいのです。
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