カラーバターは白髪染まらないから白髪染めを使おう

カラーバターは、白髪が染まらないから白髪染めを使いましょう。

カラーバターは白髪も染まりますか？

カラーバターで白髪は染まりません。

実際に白髪にカラーバターを塗ってみると、多少は色がつきます。その状態を染まっているとするか、染まっていないとするかは、判断する人によって異なるでしょう。

正しい使い方としては、白髪が生えていない方が、先にブリーチをして、そのあとからカラーバターを塗る。

黒髪にカラーバターを塗っても、ほとんど色がつきません。

白髪にカラーバターを塗ると、わずかに発色して、少しは髪色が変わるかもしれません。
仮に満足のいく髪色に染まったとしても、1～2週間以内には、すぐ色落ちしてしまいます。
白髪ケアとしては失敗か、失敗としなくても不安は残るはず。

カラーバターで白髪が染まらないのはなぜなのでしょうか。

まず、カラーバターは白髪を染めるために作られたものではありません。

ブリーチした髪の毛も、白髪も、色素が無い毛ですので、特徴として似てはいますが、白髪は強く濃く黒っぽく染める必要があります。そうなるように白髪染めは作られています。

何よりも、生えている白髪は全てきれいな白髪でもありません。色の抜け方も、黒髪と白髪の量の割合もバラバラ。
これが黒髪にブリーチ後の髪との最大の違い。
カラーバターで白髪を染めようとすると、色ムラのようになってしまう可能性が高いのです。

白髪の量が少しであれば、白髪のところにだけカラーバターを塗って部分染め。

白髪隠しとしては不完全ですが、白髪に色がついて白髪っぽくなくなる。
白髪に見えずにカラーリングした髪の毛のように見えるので、一種の「白髪ぼかし」と言えるかもしれません。
全体的にはメッシュやハイライトのように見えるのもメリット。

但し、色落ちが早いですので、繰り返し塗ったり、頻繁に塗らないと、すぐに白髪が目立ってしまう点には注意が必要です。

白髪が染まりにくい理由はいくつか考えられます。

髪の色素が抜けて無くなった毛が白髪ですが、メラニン色素を生成するメラノサイトが減少したり、機能低下しているとも言えます。これにより色素が定着しにくい可能性。

あるいは、髪の表面キューティクルがダメージを受けていると、表面に色をつけても不安定。さらには髪の内部に色素をつけても、抜けにくいように閉じることができなくなっている可能性も考えられます。

カラーバターで茶髪にできます。

カラーバターは明るい髪色、派手な髪色を得意としますので、ライトブラウンや金髪、黄色に近い茶髪にしたい方には向いています。

逆に、ダークブラウンやナチュラルブラウンのような髪色に染めることも可能。
この場合、白髪染めより、はっきりとした色合いになることが予想されます。

ブリーチをした黒髪にカラーバターを使うことで、きれいな髪色に染まるでしょう。

白髪染めの上からカラーバターすると、髪色はつきますが、イメージしたカラーにはならない可能性があります。

特に、黒く濃く染めた白髪染めの上からカラーバターをしても、髪色はほとんど変わりません。

もしやるのであれば、白髪染めで明るい髪色に染めたその上からカラーバターするほうがよいでしょう。

カラーバターも白髪染めトリートメントも髪の表面を染めるようになっています。
髪に塗ってから洗い流すという使い方も似ている。
トリートメント効果についても同様。

似ているからどちらでもよいと考えてそうですが、カラーバターは白髪を染めるために作られたものではありません。白髪は染まらないと考えるべきでしょう。

その一方で、白髪染めは白髪を染めるために作られています。
カラーバターで白髪を染めようとしていた方こそ、白髪染めトリートメントがおすすめです。