白髪染めトリートメントを使ったときの色移りを心配している方がいらっしゃるかもしれません。
もし染めた髪の色が、枕や布団あるいは洋服に移ってついて汚れると困るからです。
目次
ヘアカラートリートメントは色移りする
ヘアカラートリートメントで染めた髪から色移りする可能性は否定できません。
これは髪を染める仕組みに関係しています。
一般的な二剤混合式のヘアカラー剤はキューティクルを開いて髪の内部のメラニン色素を色付けする。
一方で、ヘアカラートリートメントは髪の表面を染めるだけ。
いわゆるヘアマニキュアと呼ばれるものですから、染めた髪の表面の色味が、そのままタオルや枕について色移りしやすいと言えます。
白髪染めトリートメントも色移りする
白髪染めトリートメントを利用した時にも色移りが起きる可能性があります。
なぜなら、一般的なヘアカラートリートメントを、白髪も染まるようにしたものが白髪染めトリートメントだから。
同じようにヘアマニキュアとして髪の表面に色をつけるだけなのです。
髪が何かに触れたりすれば、トリートメント成分が直接擦れて落されるような状況になりますし、水気も直接かかるので、トリートメント成分が溶ける要因になりえる。
白髪染めトリートメントの色落ち期間
白髪染めトリートメントがいつから色落ちするかと言えば、染めた直後から。
そして髪の色味が無くなる退色までの色落ち期間としては、2~3週間程度とみてください。
染め方次第では1週間もたない方もいらっしゃいます。
汗、シャワー、シャンプーで色落ちする
白髪染めトリートメント、カラートリートメントで最も色落ちしやすいのは、水分、水気からの影響。
汗、シャワー、シャンプーで色落ちする。そのタイミングで色移りしやすい。
色移りが起きてしまうと髪を染めた色素分が取れて、白髪染めが失敗したのでは?と感じかもしれませんが、染毛はできていますのでそこまで気にすることはありません。
白髪染めトリートメントの色落ち防止策はある?
白髪染めトリートメントの色落ち防止策について、ご説明します。
まず、白髪染めトリートメントを使用するタイミングは、おそらく毎晩のお風呂のときではないでしょうか。染めた直後は、髪に水気がある。
染めていないときでも洗髪やシャワーを浴びた後に注意。
髪が塗れたままの状態だとタオルや枕に色移りが起きてしまう可能性が高まります。
シャワーなどで髪の毛をしっかりすすぐ、洗い流した後、汚れてもよいタオルで丁寧に優しく髪の水分を取るようにすると色落ち、色移りしにくい。
<色落ち防止策>
- すすぎ洗いをしっかり
- 汚れてもいいタオルで拭く
色落ち、色移りしないための工夫
白髪染めトリートメントを初めて利用をする場合には、色落ちに不安に感じることもありますが、実際に使ってみると、そうでもない、色移りしないということがわかると安心します。
気になるようであれば、白髪染めをする際には、枕や布団などの寝具を汚れてもよい物にしておく。万が一、色がついてしまっても安心ですから。
仮に付着しても微かに色があるかなという程度だと予想されます。
白色などの物は目立ってしまいますが、柄がついているタイプ、黒っぽい色の寝具やタオルであればそこまで目立つこともありません。
色が付着した場合は、早めに洗濯をすれば、ついてしまった色も、きれいに落とすこともできるので心配ないでしょう。そこまで色素は強くないものです。
風呂やシャワーだけでなく、汗をかいたり水に濡れてしまう事で色が落ちやすくなるので、運動や雨の日には気をつけるようにすると被害を最小限に抑えることができます。
特に白髪染めをしたばかりの期間は色が落ちやすい、色移りしやすい時期。
出来るだけ髪の毛を塗れないようにしたい。
髪が塗れてしまった場合は早めにタオルで水気を取り、ドライヤーで乾燥を行い色落ちを防ぐ。
風呂上りと就寝時に枕や寝間着に色移りがなくても、寝ている時に寝汗をかいてしまうと色が落ちやすくなり、色移りする原因にもなりえます。
夏場の暑い季節にはエアコンを利用して寝汗をかかないようにするなどの工夫を。
蒸し暑さの湿度も水気ですから色落ち、色移りによくありません。
「すすぐ+シャンプー」の二度洗いで色移り防止
色移りを防止するには、前述の通り、すすぎ洗いをしっかりすること。
どうしても色移りしてしまうという方は、いつもシャンプーの後にヘアカラートリートメントや白髪染めトリートメントをしているのではないでしょうか。
一度、シャンプー前の乾いた髪に使ってみてください。
そうすることで、髪に塗ったヘアカラートリートメントや白髪染めトリートメントをすすいで洗い流し、その後さらにシャンプーをして、再度すすぐことになる。
すなわち「すすぐ+シャンプー」で、二度の洗い流しになりますので、すすぎ洗いをいつもより多くできます。シャンプーで余分なカラー成分も落ちますので、このことも色移り防止につながる。
なお、トリートメントを塗った後にシャンプーで洗っても、染めた色が髪から無くなることはありませんのでご安心ください。
市販で色落ちしないカラートリートメントはある?
市販で色落ちしないカラートリートメントはあるのでしょうか。
全く色落ちしないカラー剤というのはありません。
特にカラートリートメントはヘアマニキュアですから、色落ちもしやすい性質があります。
それよりも染め方、使い方で改善してみましょう。
これまでシャンプー後に染めていたなら、先にシャンプーで洗髪をして髪をきれいにしてから、カラートリートメントで染めてみてください。
汗や脂で汚れていたり、ワックスやスプレーなどを使っている方ですと、このほうがきれいに染まります。
カラートリートメントで染めたあとは、すすぐだけ。このほうが色落ちも少なくて済む。
但し、最後に、すすぎはしっかりすること。
すすぎ過ぎると色落ちしてしまうような気もしますが、そのようなことはありません。しっかりすすいでください。すすぎが弱いと、タオルや枕に色移りしてしまいます。
色落ちを心配するよりも毎日使って、欠かさず染め続けるほうが、髪色はしっかり安定していくのです。
市販では、LABOMO(ラボモ) がよく染まると口コミでも評判がよい。
これには、ご自身の髪質との相性もありますので、いくつかのカラートリートメントを実際に使ってみて確認するのがよいでしょう。
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市販の色落ちしない白髪染めトリートメントを選ぼう
市販で色落ちしない白髪染めトリートメントを選ぶとしたら、まずは人気の白髪染めトリートメントを使ってみることをおすすめします。
人気や知名度がある白髪染めは、多くの方にとって、染まり方がよく、色持ちもよいから支持されているわけです。
もちろん全ての方に当てはまるわけではありませんが、試してみる価値はあるでしょう。
「ルプルプ ヘアカラートリートメント」や、「利尻ヘアカラートリートメント」は、市販で有名ですから、色落ちしない白髪染めトリートメントをお探しの方にはおすすめです。
利尻ヘアカラートリートメントやルプルプの色落ち
白髪染めトリートメントは髪や頭皮にも優しい低刺激ですので人気の白髪染めであり、色落ち、色移りを少しだけ気にしつつも、多くの方が利用をしています。
代表的な白髪染めトリートメントで有名な利尻ヘアカラートリートメントや、ルプルプ(LPLP)で言いますと、色落ち、色移りの心配はほぼありません。
メーカーの説明では色落ちの可能性も示唆されていますが、実際に使ってみますと、色落ちしにくい。タオルや枕に色移りしにくいことがわかる。
汗をかいたくらいでは洋服などに色素が色移りすることはありませんのでご心配には及びません。
色移りがあるとすれば、染めた終わった直後、髪の毛をタオルでふくときくらいでしょう。
その後、寝るときの枕。
素手で染めたとして、手を洗えば色味は落ちて消えます。
つまり染めた後に、しっかり髪をすすいで洗い流せば、髪を染めたカラートリートメント成分もほぼ色落ちしません。
雨の日も髪が濡れないように意識すべきではありますが、少々雨に濡れたくらいでは色落ちしませんし、汗をかいても服にも滅多に色移りはしませんので、ご安心ください。
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