白髪染めの上からヘアマニキュアするとどうなるのでしょうか。
目次
白髪染めの上からヘアマニキュアする
白髪染めの上からヘアマニキュアすることはできます。
しかし、白髪染めで黒く染めていたら、ヘアマニキュアの色はほとんどつかないか見えない程度で染まらないでしょう。
白髪染めで染めて、しばらくした後、髪色を調整したり、根元の白髪をリタッチするのであれば、ヘアマニキュアを使うのも有効です。
但し、はじめに使った白髪染めやヘアカラー剤でできた髪色との関係性によっては、きれいな髪色に仕上がらない可能性はあります。
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ヘアマニキュアのメリット
ヘアマニキュアは半永久染毛料であり、髪の表面だけを染めます。
化学的なブリーチ作用で髪の表面キューティクルを開かないので、髪や頭皮を傷めません。
よって毎日でも使えるのです。
ノンジアミンですので、敏感肌の方でも問題なく安心して使える。
こういった手軽さや安全性がヘアマニキュアのメリットだと言えるでしょう。
一方で、永久染毛剤と呼ばれる酸化染毛剤というのが、混ぜて使う二剤一式の白髪染めやヘアカラー剤のこと。キューティクルを開いて髪の内部を染毛するため、ダメージがあり、さらに酸化染料のジアミンの毒性によってアレルギー反応を起こす方もいます。
なお、ヘアマニキュアでも、カラートリートメントと呼ばれるような白髪染めやヘアカラー剤を使うと、ヘアケア効果があり、使うほどに髪がサラサラになったり、ツヤが出るといったメリットも得られます。
ヘアマニキュアのデメリット
ヘアマニキュアは髪の表面を染めるだけですので、一度染めただけでは、それほど髪色の違いを感じられません。何度か使った後に、ゆっくり色がついていく。
そしてその髪色は、長くても3週間程度しか色持ちしません。短いと1週間ほどで色落ちを感じる可能性すらあります。
染毛力が弱く、退色が早いのがヘアマニキュアのデメリットだと言えるでしょう。
一方で、二剤一式の白髪染めやヘアカラー剤は、一度染めただけで、明らかな髪色の激変が認識できます。
そのまま最低でも1か月、長ければ2か月程度は色落ちしません。
ヘアマニキュアで白髪は染まらないの?
ヘアマニキュアで白髪は染まらないということはありません。
ただ、白髪用と記載されたものを使うことをおすすめします。
もし染まらないのであれば、液剤の塗布量が少なすぎる、放置時間が短い、といった使い方に問題があると考えられます。
また、一度染めるだけでは髪色が変わったように見えないことも原因かもしれません。
繰り返し染めることで色がしっかりついてきますから、何度か繰り返し染めてみましょう。
白髪染めと長持ちするのはどっち?
二剤一式の混ぜて使う白髪染めですと、最低でも1か月、長ければ2か月程度は色落ちしません。美容院で染めたときと同じ。
逆に、白髪染めトリートメントや白髪染めシャンプーのようなヘアマニキュアですと、長くても3週間程度、短いと1週間ほどで色落ちしてしまいます。
長持ちするのは二剤一式の白髪染めということになります。
但し、白髪染めトリートメントや白髪染めシャンプーは毎日使うことができますから、繰り返し、まめに染め続ける限り、退色を感じないで色持ちをほぼ永久的に維持させることが可能になります。
ヘアマニキュアの上からカラートリートメント
ヘアマニキュアは酸性染毛料とも呼ばれ、それとカラートリートメントは異なります。
しかし、どちらも半永久染毛料として同じもの。
髪の表面だけを染める仕組み。
ですから、ヘアマニキュアの上からカラートリートメントしても髪色としては、あまり意味はなく、かえって予想しない色に変色してしまう可能性すらあります。
もし、元のヘアマニキュアが色落ちして、その状態からカラートリートメントを使うなら、きれいに染まるでしょう。
あるいはヘアマニキュアの上からカラートリートメントすることが、トリートメント効果を得ることを目的にするなら、やってみてもよいかもしれません。
但し、ほぼ同色か、限りなく近いカラーで染めることをおすすめします。
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